三姉妹父さんのマネレッジ

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家族信託契約を締結する

義親の家族信託について年初より検討していましたが、この度契約締結まで完了しました。目的は義親が保持する賃貸アパートの管理負荷低減と認知症対策で受託者は妻です。

契約は司法書士さんにお願いしましたが、コンタクトしてから約2ヵ月半で締結までに至りました。ちなみに、今回は合わせて委任契約・任意後見契約も締結しています。

費用面では信託財産の金額に係わらず一律の金額でお願いできる司法書士さんにお願いしました。

コロナ禍ではありましたが義親の自宅へ一度訪問いただき、その後はメールでのやり取りで契約書作成を行いました。慣れない文言や言い回しもあり、契約条項一つひとつがクリアになるまで司法書士さんには確認させてもらいお手数お掛けしました。

公証役場では全文読み上げた上で説明いただくのみで、想定質問のような質問はされませんでした。司法書士さんによると、家族信託が出始めた初期はそのようなことがあったが最近はそこまで確認されたりしないとのことでした。
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信託用の口座については新たに普通口座を開設し公正証書に記載しておくという方法を取りました。これがスタンダードなようです。

利便性を考慮しネットバンキングにしたのですが、固定資産税や水道料金、電気料金の引落口座に設定できないことを後になってから気が付きました。。自宅などはクレジットカード払いだったので落とし穴でしたね。一先ずは振込みで対応予定です。
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既に作成されていた遺言書の後に建てられた賃貸アパートの帰属先も含めることで、相続時の手続きもスムーズになり、一安心です。

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税制面ではまだクリアになっていないこともあるので、追々税務署へ確認する必要がありそうですが、当面は各種契約の名義変更を行っていきます。

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