三姉妹父さんのマネレッジ

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経済的自立の先について

近年FIRE(Financial Independence(経済的自立), Retire Early(早期退職))というライフスタイルが興隆していますが、私個人としても憧れがあります。その気持ちは、10代の頃「金持ち父さん、貧乏父さん」を読んで以来のものです。

しかし、子どもが3人いるという中で早期に踏み切れる状況ではないので、どんなに早くとも子どもが独立してからでしょうか。

では、経済的自立を達成した先のライフスタイルとはどういうものなのでしょうか。

ここで私がイメージするライフスタイルについてヒントをくれたと感じたのが、台湾のIT担当大臣として有名となったオードリー・タン氏の言葉です。彼は15歳で起業、33歳でビジネスから引退という私が比肩することなど恐れ多い経歴の持ち主ですが、備忘の為記しておきます。

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彼はビジネスからの引退以降は自身の楽しみと公共の利益のためだけに働いているとのこと。経済活動のゲームを終了しているので、競争に勝つことだけに満足を見いだすことからは手を引いている。そして、経済活動のゲームのルールから外れることで、できることが広がるという趣旨のことを言っています。

私個人を振り返れば、子ども時代は両親がお金のことで揉めることもしばしばあり、実態はともかくとして「お金がない」という言葉をずっと聞かされていました。また、大学にも奨学金で通ったこともあり、就職活動以降もそれを返済することが人生の優先度の中で高い位置を占めていました。つまり、経済活動のゲームのルールに雁字搦めなライフスタイルであったと言えます。

よってその反動なのか、経済活動のゲームのルールから外れたライフスタイルに憧れがあるのかもしれません。しかし、相変わらずそのルールから外れられていないせいなのか、経済的自立の先について具体的なところはまだ明確に考えられていませんが、少しずつでも考えていきたいと思っています。