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電気・ガス価格激変緩和対策事業終了の影響

2023年1月から導入された「電気・ガス価格激変緩和対策事業」がこの5月使用分までで終了されることが決まっています。事業終了の影響はどの程度になるのか疑問に思ったので、ざっくりですが確認してみました。

電気について

まず電気についてですが、我が家の直近1年間における電気消費はざっくり以下のような感じでした。

  • 冬季平均(12月~3月):310kWh、9,300円
  • 夏季平均(7月~10月):360kWh、10,400円
  • それ以外平均(4月~6月、11月):240kWh、7,000円
  • 年間平均300kWh、8,900円

そして、電気に対する補助は以下のようになっているとのこと。

  • 2023年1月~8月使用分:7円/kWh
  • 2023年9月~2024年4月使用分:3.5円/kWh
  • 2024年5月使用分:1.8円/kWh

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よって、実質的な補助額をざっくりと計算すると以下のような感じになるかと思います。

  • 冬季(12月~3月):
    補助7円/kWhの場合平均2100円(22%)
    補助3.5円/kWhの場合平均1050円(11%)
  • 夏季(7月~10月):
    補助7円/kWhの場合平均2500円(24%)
    補助3.5円/kWhの場合平均1250円(12%)
  • それ以外(4月~6月、11月):
    補助7円/kWhの場合平均1680円(24%)
    補助3.5円/kWhの場合平均840円(12%)
ガス

次にガスについてですが、我が家の直近1年間におけるガス消費はざっくり以下のような感じでした。

  • 冬季平均(12月~3月):47㎥、7,500円
  • 夏季平均(7月~10月):19㎥、3,500円
  • それ以外平均(4月~6月、11月):33㎥、5,800円
  • 年間平均32㎥、5,500円

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そして、ガスに対する補助は以下のようになっているとのこと。

  • 2023年1月~8月使用分:30円/㎥
  • 2023年9月~2024年4月使用分:15円/㎥
  • 2024年5月使用分:7.5円/㎥

よって、実質的な補助額をざっくりと計算すると以下のような感じになるかと思います。

  • 冬季(12月~3月):
    補助30円/㎥の場合平均1,400円(18%)
    補助15円/㎥の場合平均700円(9%)
  • 夏季(7月~10月):
    補助30円/㎥の場合平均550円(16%)
    補助15円/㎥の場合平均275円(8%)
  • それ以外(4月~6月、11月):
    補助30円/㎥の場合平均1000円(17%)
    補助15円/㎥の場合平均500円(8.5%)

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上記より、補助が無くなりますと電気・ガス合計でざっと月額で1,000~1,500円程度負担が増えそうなことが分かりました。

また、これとは別に電気においては再エネ賦課金単価が2023年度は1.40円と低くなっていたところ、2024年度は3.49円と2.09円増額されることになったようです。これによる影響は我が家の年間平均300kWhだと月額平均で627円の負担増加になります。

これを含めるとざっと月額で1,500~2,000円、年間だと20,000~30,000円程度の負担増加になりそうです…