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がん保険

医療保険は不要でもがん保険には加入しているというケースもあるようですので、がん保険については別途検討しています。

ここでは新がんベスト・ゴールドαを例に確認していきます。

  • 悪性新生物診断給付金:100万円(2年毎であれば何度でも受給可)
  • 保険料払込期間:65歳
  • 保険期間:終身
  • 保険料:2,839円/月(年齢により変わる)

上記条件で30年間の場合、トータルの保険料は約100万円になります。つまり、2年以上間をおいて計2回以上がんになれば保険料を払ったかいが出る内容のようです。2度で200万円、3度で300万円となりそれぞれ100万円、200万円のお得となりますが、まったくがんにならなければ100万円の損という状況となります。

では実際にがんになった人がかかった費用については、ざっと3割が50万円以下、次の3割が100万円以下、次の2割が200万円以下、次の1割が300万円以下なので、9割が300万円以下という状況のようです。

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次に、先進医療で高額なものについては陽子線治療や重粒子線治療などが約300万円となっていましたが、陽子線治療については平成28年7月に保険適用になるなど、刻々と状況は変化しています。

上記を踏まえて我が家では、仮に200~300万円であれば車の購入を1度諦めることで捻りだせる金額と判断し、がんにならなければ他に流用できる点を踏まえて、現状では加入を見送っている状況です。

なお、日本人の2人に1人ががんになると言われていますが、がんになる確率が上昇する年齢は60歳以降のようで、それまでは1割程度となっています。そして、80歳でようやく50%となり2人に1人という状況になるようです。また、この確率について、がんになりやすい因子を多く持っている人(例えば、たばこを吸う、酒を飲む等)も含めた数字と思われますので、自分がどの程度因子を持っているかも踏まえて考える必要がありそうです。