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医療保険

現在民間の医療保険は未加入です。最初は社会人1年目に定期生命保険の特約として加入していたのですが、長女が生まれての見直しを経て、3年前に生命保険を収入保障保険に切り替えたため特約扱いの医療保険も契約がなくなってしまったという状況です。

もちろん、収入保障保険に切り替える際に特約扱いの医療保険契約がなくなることはわかっていたので、他の医療保険についても検討しました。

一例では、評判の良さそうな新CURE(キュア)などを検討しました。こちらはホームページでシミュレーションできるのがいいですね。現在一番シンプルな設計だと、以下となります。

  • 入院給付日額:5000円(1入院60日、通算1,000日迄)
  • 手術給付金:入院中10万円/外来2.5万円(何度でもOK)
  • 先進医療特約:あり(通算2,000万円限度)
  • 保険料:21,296円(終身払い:年齢により変わる)

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ホームページによると、入院時の1日あたりの自己負担費用は平均約19,800円で、生活習慣病などで入院が長期化した場合は、家計への負担になりかねないと記載があります。内訳は治療費の自己負担額、差額ベット台、食事代、日用品とのことです。

一方他の情報源では、入院の半数は10日以内、8割が30日以内で、これはがんでも同じくらいなようです。すると、10日入院で給付金は5万円、30日で15万円となります。

では例えば、85歳まで加入するとする場合は50年間で約100万円の保険料になります。一方給付については、先進医療を使う機会は1.5%程度らしいので除外するとし、4度異なる病気で入院しそれぞれ30日入院したとして、入院給付金が120日分の60万円、更に手術を入院中に1度ずつして40万円とした時に、ようやく支払額と給付額がトントンとなります。これではよほど病弱でない限りは元を取るのは現実的ではなさそうということで、医療保険の加入は見送った次第です。

ただし、民間の医療保険に加入せずとも、入院や手術に備えておく必要はありますのでその点をはき違えてはいけません。つまり、先のケースだと100万円貯金できているのであれば医療保険に入る必要はなく、結果健康であれば他に流用も可能なのでその方が良いということです。医療保険については還元率を意識した検討が肝かと思います。