最近知りましたが、兵庫県明石市が子育て支援に積極的に財政投資しているようです。これにより子育て世代の転入者が増加し、結果税収が増加するといった好循環となっているとのこと。
そこでどのような支援があるのかざっと調べたところ以下のようなものがあるそうです。※正確性はありません
- おむつ定期便:生後3か月から1歳までの間、毎月3,000円相当の子育て用品を届けてくれる(カタログから2点選ぶようで、紙おむつ3種、布おむつ、おしりふき、ベビーフード、ミルクといったバリエーションがある様子)。ついでに、相談や情報共有も。⇔ 私の住む自治体ではこの期間、現金支給がありましたのでありがたかったですね。
- 中学校の給食費無料(所得制限なし):一人あたり3年間で16万円の負担減になるとのこと。⇔ 私の住む自治体ではありません。
- 公立幼稚園での給食(希望性)⇔ 私の住む自治体では幼稚園次第でした。
- 高校卒業まで医療費(所得制限なし)⇔ 私の住む自治体では15歳になる年度末までです。
- 保育料2人目から無料(所得制限なし) ⇔ 私の住む自治体では所得制限があるようです。
- 公共施設無料(所得制限なし):キドキドみたいな施設や海浜プールが小学生以下無料、天文科学館が高校生以下無料 。⇔ 私の住む自治体は結構色々ありますね。
- 児童扶養手当の毎月支給 ⇔ これはないですが良し悪しあるような。
- 認可外保育所の利用者に2万円/月の助成
- 待機児童を在宅で育てる世帯に1万円/月の助成
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以上様々な支援があるようです。中でも特筆すべきは多くの支援について所得制限を掛けていない点ではないでしょうか。最近では児童手当について新たな所得制限が掛けられるよう改悪されることがあったことを考えれば、なおのことです。
三姉妹を育てる親としては、子育て・教育に対する所得制限については一言モノ申したいところがあります。これは我が家が所得制限の対象か対象外かということを差し置いての思いです。
そもそも、子育て世代で所得制限が掛けられる所得層はどれほどの数があるのでしょか。そして、その所得制限を掛けるための各種費用を含めた時にどれほどの経費削減効果があるのでしょうか。
加えて、所得制限となるボーダーラインについて、子育て・教育に掛かる費用と比較して低すぎないでしょうか。
所得制限において子どもの人数は考慮されていますが、その考慮(控除額)が子ども1人増えた際の子育て・教育にかかる費用と比較して極小ではないでしょうか。
このような思いがありますので所得制限を掛けない支援を充実させている点にとても好印象を持ちました。