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我が家の生命保険の前提条件

昨日は生命保険の棚卸をしましたが、その前提条件を確認しておきます。

まずは遺族厚生年金です。こちらは以前セミリタイアの妄想時にも確認しました。遺族厚生年金は被保険者期間が、300月(25年)未満の場合は、300月とみなして計算するので、奇しくも前回のシミュレーションと同額となります。

  • 平均給与 受給額概算
  • 35万円  43.5万円/年 3.6万円/月
  • 40万円  49.5万円/年 4.1万円/月
  • 45万円  55.5万円/年 4.6万円/月
  • 50万円  61.5万円/年 5.1万円/月
  • 55万円  67.5万円/年 5.6万円/月

次に、遺族基礎年金についてです。これは現時点だと、780,100円+子の加算になります。

子の加算は、第1子・第2子は各224,500円、第3子以降は各74,800円で、基本的には18歳到達年度の末日(3月31日)を経過していないことが条件になります。

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よって、我が家の場合は以下となります。

  • 2027年度迄:1,303,900円/年 108,658円/月
  • 2030年度迄:1,229,100円/年 102,425円/月
  • 2032年度迄:1,004,600円/年   83,716円/月
  • 2033年度~妻が65歳になる迄:585,100円/年   48,758円/月 ※

 ※これは遺族基礎年金でなく遺族厚生年金の中高齢の加算額です(子に関するため便宜上こちらに記載)

遺族厚生年金と遺族基礎年金、それに生命保険を合計すると以下となります。なお、遺族厚生年金と遺族基礎年金は非課税ですが、生命保険は年金で受取るとすると雑所得扱いで総合課税になるので、所得税5%住民税10%を考慮し10.2万円の手取りとします。

  • 2027年度迄:24.6~26.6万円/月
  • 2030年度迄:24.0~26.0万円/月
  • 2032年度迄:22.1~24.1万円/月
  • 2038年度迄:18.6~20.6万円/月
  • 2039年度~妻が65歳になる迄:8.4~10.4万円/月

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その他の前提条件としては、妻には実家があるためそこへ戻って住居費を浮かせる。または、家族が減るのだからもう少し安い賃貸へ引っ越す。子どもが小学生高学年以降になればフルタイムで働くといった選択肢を考慮して、補償額を設定しています。これに加えて、配当金や貯金もあるので十分だと想定しています。

巷の家計相談等で旦那さんが死亡した際に生活水準を全く変えず、妻が働きに出ないでも十分なように保険を掛けたがために、存命中の家計を圧迫しているケースがありますが、それでは本末転倒だと感じます。また、民間の生命保険の必要補償額を考慮する際に、遺族厚生年金や遺族基礎年金が考慮されていないケースもあるので要注意です。

上記のように検討すると、年間2.4万円の保険でも子ども3人の父親の補償として十分と言えると思います。