銀行金利と無料特典(ATM・他行振込)
前回、銀行窓口での振込手数料を確認した際、我が家で利用している銀行の金利と、自行以外のATM利用無料回数、他行への振込無料回数についても棚卸をしておきたい思い、以下のようにまとめました。
最近はサービスが複雑になってきたため同じ銀行でも金利や特典にバリエーションがあるので、あくまで自分用という観点でまとめています。こう並べてみますと、改悪したとはいえ楽天銀行の金利は高いようです。例えばペイオフ上限の1,000万円を預金していた場合、年間の概算利息は税引き前で5,800円になります。
銀行 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 | K銀行 | みずほ銀行 | 三菱UFJ銀行 | ゆうちょ銀行 | A信用金庫 |
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金利 | 300万円迄:0.10% 300万円超:0.04% ※証券連携の場合 | 普通:0.001% 証券連携:0.01% | 定期: 0.002% | 普通: 0.001% | 全段階: 0.001% | 普通: 0.001% | 普通: 0.001% |
ATM無料 回数/月 ※ランクによる | 0~7回 | 2~20回 | なし (110円 /回) | 0~3回 | 1~2回 | なし (無料) | なし (110円 /回) |
他行振込無料 回数/月 ※ランクによる | 0~7回 | 1~20回 | なし (275円 /5万円以上) | 0~3回 ※ハードル 高め | 1~3回 | なし | なし (330円 /3万円以上) |
この楽天銀行より高い金利の銀行はどれほどかなと調べてみると、2023年3月時点では以下のような銀行がありました。
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みんなの銀行のプレミアム会員費用年間7,200円については、次点との税引後の金利差額である0.04%を考慮すると、1,800万円が損益分岐点になります。この預金額以下であれば利息だけを考慮した場合、島根銀行のスマートフォン支店の方がお得ということになります。
島根銀行スマートフォン支店でペイオフ上限の1,000万円を預金していた場合、年間の概算利息は税引き前で25,000円になります。楽天銀行との差額は19,200円ですので、意外と差があるなという印象です。
金利だけなら国債の方が高い
ただし、ペイオフ対策も考慮しながらよりよい金利ということであれば、個人向け国債10年変動金利型が0.33%ですので、こちらの方がよさそうです。なお、国債を中途換金する際は、直前2回分の利子が差引かれてしまう点留意が必要となります。
リスクを少し取って社債という案も
もう少し資金拘束とリスクを引き受ければ、社債も候補に入ってくるかと思います。最近SBI証券で取り扱っていた社債募集です。ちょうど、SBI債が売り出された直後にログインしていまして募集に気づき、購入を検討しようかなと思って改めて夜見たら完売していました…。