三姉妹父さんのマネレッジ

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志望校の試験と社会・理科コアプラスのカバー率

塾なし受験となった長女の中学受験ですが、二女と三女も続く予定が大きいのでその経験の備忘です。

以前記した通り、前提として私立中堅校を本命校に設定して取り組みました(御三家や四谷大塚80偏差値で60以上の上位校ではありません)。

terapapa.hatenablog.com

 

最初に活用したのは出る順過去問シリーズです。何と言っても冊子が薄いところが良いと思います。薄い分取り組むに当りハードルが低くなりますし、繰り返してトレーニングもしやすいです。また、売りである出る順に取り組むことで効率良く学習することができます。

しかし、社会と理科については少々内容も薄い気がしていました、、

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そこで巷で人気があったコアプラスを購入してみましたが、中身を確認するとどうにもとっつきにくい印象を持ちまして、何も言わずに子どもに渡してもあまり捗らなさそうな気がしたのです。

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そこで、試しに本命校の2020年2月1日の試験において、コアプラスがどの程度カバーしているのかを確認してみました。

まず、社会では全51問中38問カバーされていました。カバーされていなかった13問の内訳は基本問題4問、読取問題1問、時事問題5問、その他3問でした。よって、社会コアプラスのカバー率は全体で75%となり、基本や読取問題、時事問題を除けば93%をカバーしていることがわかりました。特に歴史や公民の分野はカバー率100%でした。

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次に、理科では全27門中7問カバーされていました。カバーされていなかった20問の内訳は基本問題6問、読取問題2問、時事問題2問、計算問題6問、その他4問でした。よって、理科コアプラスのカバー率は全体では26%でしたが、基本や読取問題、時事問題、計算問題を除けば64%をカバーしていることがわかりました。社会と異なり計算問題が多いことが特徴ですが、これは算数でしっかり対策すれば理科の計算問題は十分に解けると思われます。

以上から、長女の志望校における社会と理科では、出る順過去問シリーズに加えてコアプラスを学習することで合格ラインを突破できる見込みが立つことを長女に伝えて渡しました。