三姉妹父さんのマネレッジ

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ワイシャツの黄ばみ落とし

それはGWの大掃除の一環として、ほとんど着なくなってしまったワイシャツをハンガーラックからタンスへ収納しようとした際に発見されました!

なんと、シャツの襟や袖に黄ばみが発生していたのです!

というわけで、ネット情報を頼りにこの黄ばみと格闘した結果、そこそこきれいにすることができましたので、その原理を確認したところをまとめてみました。(化学的な正確性は保証しておりません)

黄ばみとは

主な原因は、繊維の奥に入り込んだ皮脂や汗が落ちきれずに残り、酸化することにより発生するようです。よって、時間が経ってから黄ばみが出てきます。その他、洗剤に配合されている蛍光剤が残って黄色く見えることもあるようです。

過炭酸ナトリウムとは

炭酸ナトリウム(ソーダ灰)と過酸化水素水が合わさったものです。

水に溶かすとアルカリ性の液体状態となり、不安定な状態となった過炭酸ナトリウムは、炭酸ナトリウムと過酸化水素に分かれ、過酸化水素から発生した活性酸素によって漂白が行われます。塩素系漂白剤より漂白作用は穏やかなので、色柄物にも使用可です。その他、除菌、消臭、カビ取り、油取りの洗浄にまで使えます。お風呂場の浴槽下を漬け置きしたところ、えぐい汚れが取れました。

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溶かす際の温度が低いと酸素が少しずつしか放出されず、高過ぎると一気に酸素が放出されてしまうようです。よって、50℃くらいで1時間から2時間ほど漬け置くというのが最も効果的なようですが、40℃以上で20分以上の漬け置きくらいからでも効果はあるとのこと。逆に、これ以下だと効果は得られにくいようです。

炭酸ナトリウムとは

ガラスや石鹸の原料となるもので、炭酸ソーダソーダ灰とも呼ばれます。アルカリ性で水に溶けやすい性質があります。

過酸化水素とは

液体タイプの酸素系漂白剤に使われる成分です。液体の状態で安定させるためには酸性にする必要があるため、酸素系漂白剤は必ず酸性となります。

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黄ばみ取り

同量の過炭酸ナトリウム+食器用洗剤+ぬるま湯を混ぜてペーストを作成し、歯ブラシを使用して塗り込み、スチームを当てます(無ければ、お湯(40~50℃)に1時間程度漬け置く)。

今回はひとまずやってみるということで、上記の塗り込みをした後に、煮洗いしたらさらにいいんじゃないかと思い立って、やってみたのですが酸素が一気に放出されて効果が薄まっていたかもしれません…。

また、色物は高温になると色か抜けるらしく、一部のシャツを煮洗いした後、お湯が青くなってしまっていました。次回から気を付けよう…。煮洗いは比較的生地が強い白い面素材に限ってにした方がよいとのことでした。

とは言え、黄ばみという意味ではだいぶ目立たないくらいまで落とすことができましたので、効果はあったようです。