USJへの旅行検討その1では移動手段編として、移動手段と宿の組み合わせについて時期による価格感を確認しましたが、USJで遊ぶにはパークそのものの攻略方法の確認も欠かせません。
USJに行ったはいいが計画が不十分で楽しめなかった、「スーパー・ニンテンドー・ワールド」で遊べなかったなどということになっては残念無念となってしまいますので。
なお、前回行ってから5年振りで大分変ったところもあるようなので、まずは机上で調査・確認して、戦略を考えていきたいと思います。
スタジオ・パス(入場券)
なにはともあれ、これがないとパークに入場できませんので必須となります。パートナーホテルやパークでも購入できるようですが、オンラインで事前購入しておく方がよいとのこと(入場日2ヶ月前から販売)。WEBチケットストアダイレクトインというオンラインでチケット購入後に発行されるQRコードを入場ゲートでかざして入場することができます。
ただし、キャンセル不可(日付変更は可。入場予定日翌日から起算して88日目までなので3ヶ月弱のようです。(諸条件あり))なので、少なくとも予定変更含めて3ヶ月以内に予定が組める範囲で購入しておくことが賢明には思えます。
また、基本的にオフィシャルホテルなどに宿泊していても再入場不可(年間パス除く)とのこと。ただし、2022年11月頃よりレストランなどが混雑している場合に再入場可能となるケースがあるようです。その食事については、食べ物は持ち込み不可(飲み物は500ml以下1本まで)なので、混雑時の代替策なのでしょう。
営業時間は日により異なるようで、ある日だと9:00~21:00となっていますが、1.5時間ほど前倒しして開園されることもあるようですので、早めに並ぶ方がよいようです。
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ちなみにオフィシャルホテルだと、遊び足りない時にお得に日数を追加できる限定チケット(スタジオ・パスUPグレード特典)なるものがあるようなので、オフィシャルホテルに宿泊する場合はひとまず1デイ・スタジオ・パスを購入しておき、翌日どうするかの保留ができるということでしょうか。
エクスプレス・パス(アトラクション待ち時間短縮有料券)
USJには時間をお金で買うシステムとしてエクスプレス・パスなるものがあります。これは入場券であるスタジオ・パスに追加して購入する必要がある上に、押しなべてスタジオ・パスより高く、さらにスタジオ・パスは大人と子どもで金額が異なりますが、エクスプレス・パスは金額が共通というものになっています。
また、スタジオ・パスとは異なり日付変更も不可(キャンセルも当然不可)のチケットになるので、確実に行く日を決める必要があります。
さらに、まったく同じエクスプレス・パスでも購入する時期により価格が異なる(後になれば高くなる)場合もあるとのこと(入場日2ヶ月前から販売)。以下の1アトラクション当りの価格も含めて、本当によく考えられたシステムだと感心させられます…(普段お金の亡者に思える千葉のパークへの好感度が高まる不思議な気持ちになります)。
基本は大きく以下の3つで、これにアトラクションの組み合わせによるバリエーションがあるようです。加えて、レストラン優先案内付きパスや、パレート特別鑑賞エリア入場券などもありました。
「スーパー・ニンテンドー・ワールド」エリアの入場確約券付き、かつ、「マリオカート ~クッパの挑戦状~」が対象のエクストラ・パスはアンダーラインのあるものだけでした(色は私の識別のためのもの)。
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そもそも、エクスプレス・パス無しでどれほどアトラクションを体験できるものなのでしょうか、ざっと調べたところ以下のような感じでした。当然体験するアトラクションにも寄りけりなところもありますが参考になります。
とは言え、春休みなどの期間であればやはりあった方が確実であり、目的の「スーパー・ニンテンドー・ワールド」が入場券が必要な状況を考えると、中のアトラクションの待ち時間も推して知るべしという気がしています。
来場日 2018年平日 2022年クリスマス前後 2022年春休み 営業時間 8:30~20:30 7:30~20:00 ??? 体験アトラクション数 6 10 7~10 備考 半分が11時まで
エリア入場券
2021年にオープンした「スーパー・ニンテンドー・ワールド」と「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」には混雑状況次第では、エリア入場確約券(有料:JTBプランやエクスプレス・パスに付属)、または、エリア入場整理券(無料:当日アプリから先着順取得)が必要になる可能性があるとのこと。
ただし、前倒し開園時間帯なら制限なく、アトラクションにもそれほど並ばずに乗れることもあるようです。
よやくのり
子ども向けと言える「ユニバーサル・ワンダーランド」では、1度に1つのアトラクションという制限はありますが、指定アトラクションの乗車時間の予約ができる「よやくのり」というものが無料で利用できるとのこと。
以下のアプリから予約できるようですが、場合によっては各アトラクションの近くにある発券機で行う必要がある場合もあるようです。
対象は以下のアトラクションです。これは5年前に一度制覇しているようですが、子どもらはあまり記憶にない感じ…。
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チャイルドスイッチ
子どもが伸長制限などでアトラクションに乗車できない際に、1回の待ち時間で保護者が順番にアトラクションに乗車できる制度です。
レストラン優先案内サービス
食事難民にならないようにするために、レストラン優先案内サービスの活用も検討したいと思います。対象は4店舗で、利用予定日1ヶ月前から前日までの間で事前受付が可能とのこと(当日受付は対象レストランにて直接予約)。
e整理券
公式アプリからe整理券というものが取得可とのこと。e整理券は3種類あり、アトラクション整理券、エリア入場整理券、よやくのりがあるようです。
ちなみに、アトラクション整理券は期間限定の企画アトラクション の利用整理券であり、エリア入場整理券は実情「スーパー・ニンテンドー・ワールド」のみが対象みたいです。千葉のパークのファストパスのようなものだと勘違いしそうになります。あくまでエクストラ・パス=有料のファストパスということですね。
なお。当日、パーク内のどこからでも取得可能で、時間指定も可、同伴者分を一緒に取得できます。事前にスタジオ・パスを登録して使うとスムーズに使えます。
整理券が予定発券枚数に達した場合、抽選券の発券に切り替わるとのこと(場合によっては発券中止になることも)。当選結果は入場時間の1時間前に発表されます。抽選は1日1回なので、ここで落選すると「スーパー・ニンテンドー・ワールド」へ入場できなくなってしまうので、この事態は避けたいです。
ちなみに、エクスプレス・パスやレストラン優先案内サービスと時間帯が被った場合は、e整理券であれば融通が効くので前者を優先して使用した方がよいようです(大幅に時間が空くとその限りでない可能性も)。
なお、変更・キャンセルは不可なので、押し間違えないように注意が必用です。
加えて、取得したe整理券のQRコードはスクリーンショットで保存してリスクに備えておいた方がよいとのこと。
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お土産
オフィシャルホテルである、ホテル近鉄ユニバーサル・シティ、ユニバーサルポート、リーベルホテルではホテルでもパークグッズが購入できるユニバーサル・スタジオ・ストアがあるので、こちらに宿泊している場合で、特に拘りがなければお土産を買う時間を翌日に回すことで、その時間をパークで遊ぶ時間に充てられると思われます。
USJへの旅行検討結果
USJへの旅行計画についてですが、改めて我が家の制約を確認すると、子どもがいるので学校をがっつり休んでというのは中々選択し辛い状況があります。特に中学校の方はそうですね。ですので、中学校の日程優先で確認したところ、金曜日、土曜日で休みになるようなところがなく、やはり学校の休みのところが候補になってしまいました。
すると、学校の長期休みの平日か、長期休みでない土日祝かということになります。長期休みの平日だとホテルでも安いことろがありますが、エクスプレス・パスは高い、土日祝だとホテルが高い傾向がありるものの、エクスプレス・パスは安い時もあるというような感じで、USJとホテルが共謀しているのかと思うくらい、どちらも安いという日は中々ないようでした。
その場合は、長期休みの平日の方が総合的には少し安く、帰宅翌日も休みが確保できるためよいだろうという結論になりました。
エクスプレス・パスについては長期休み期間であることや、次の機会もなかなか難しい状況、今回の最優先の目的も踏まえて購入することに決めました。とは言え、スタジオ・パスと合わせて二桁万円が表示された購入決定ボタンを押すまでには、少々の時間と勇気が必要でした。
ここまで移動手段、日程、入場券、利用できる仕組みについて検討を進めてきましたが、ではそれらを踏まえての実際にどうパークを巡るのかという作戦についても、当日までに考えておく必要があることに気が付いたところです。