今年のGWの大掃除中、オーブンレンジを掃除していると内側の一部が剝がれてきていることを発見しました。恐らくコーティングが剥がれてきたのだと思われます。庫内では電子が飛び交っているのであまり無理はさせたくありません。
我が家で現行使っているのは、Panasonicの「3つ星 ビストロ NE-A264-CK」というオーブンレンジで、10年前の2013年1月に購入したものです。Amazonで29,800円でした。
オーブンレンジの一般的な寿命は10年前後のようですので、ここは寿命ということで買い替えを検討していきたいと思います。
ちなみに、この件を調べていたところ、スチーム機能を使うと庫内コーティングの剥がれが起こりやすいようで、数年で剥がれてくるケースもあるとか。
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まずは、現行オーブンレンジのスペックを確認しておきます。
Panasonic 3つ星 ビストロ NE-A264-CK
- タイプ:スチームオーブンレンジ
- 庫内容量:26L(使用人数:3人)
- 最大レンジ出力:1000W
- センサー:スイングサーチ赤外線センサー
- オーブン最高温度:250℃
- スチーム:水タンク式300ml
- 年間電気代:1911.6円
- 外形サイズ:幅529×高さ340×奥行443mm
- 庫内サイズ:幅338×高さ204×奥行336mm
- 質量:14.9kg
我が家の大きな制約事項として、現状の設置棚では高さが350mmまでしか入りません。となると、スチームオーブンレンジの世帯用モデルである中型(高さ365~420mm程度)が収まりません。
では、現行同様の小型スチームオーブンレンジの容量・サイズについてですが、水タンク式で絞って容量を確認すると大体以下のような感じでした。
- SHARP ヘルシオ 18~22L(22L庫内サイズ:幅375x高さ175x奥行320mm)
- Panasonic ビストロ 25~26L(26L庫内サイズ:幅319x高さ223x奥行350mm)
- 日立 ヘルシーシェフ 22L(庫内サイズ:幅295x高さ213x奥行323mm)
- 東芝 石窯ドーム 26L(庫内サイズ:幅376x高さ198x奥行320mm)
- アイリスオーヤマ 23~24L
- ツインバード 23L
容量的にはPanasonic ビストロと東芝 石窯ドームが大きく、現行同様ですが、SHARP ヘルシオは22Lでも高さが低い分幅と奥行きはそれなりにあるようです。また、日立 ヘルシーシェフは少し小さめしかないようです。
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ここまでスチームオーブンレンジについて確認してきましたが、そもそもスチーム機能は必要かについても考えてみたいと思います。
スチーム機能の効果はまず第一に水分が失われにくくなるためパサつかず、ふっくらしっとり仕上げられることでしょう。その他に、油が落ちたり、減塩だったりあるようですが、こちらは「過熱水蒸気」を利用してこそ得られるもので、機種やメーカーによって利用可否があるようです。「過熱水蒸気」が強みなのはSHARP ヘルシオで、Panasonic ビストロでは自動調理メニューの場合だけ利用できるという制約があるようです。また、水タンク式ではない角皿式では対応できないようです。スチーム機能の比較としてはPanasonic ビストロ<日立 ヘルシーシェフ≒東芝 石窯ドーム<SHARP ヘルシオといった感じでしょうか。
我が家では、揚げ物はオーブンレンジでは調理しませんが、妻がケーキやクッキー、パンなどを焼きますので、スチーム機能があった方がおいしく仕上がりそうな気がします。
ただし、価格面ではスチーム機能有り無しで大分差があるようです。現行同様の価格帯のPanasonic ビストロにはスチーム機能が無く、スチーム機能があるものは倍以上の価格となっていました…。
小型スチームオーブンレンジの価格をまとめると、日立 ヘルシーシェフ(3万円前後)<SHARP ヘルシオ(4万円前後)≒東芝 石窯ドーム(4万円前後)<Panasonic ビストロ(6万円超)という感じのようです。Panasonicの価格が高めなのは2020年頃から始まった「指定価格制度」の影響でしょうか。
ざっくり調べたことをまとめると以下のような感じになりました。あとは現物を見て検討を進めたいと思います。