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認知症と銀行

認知症の方の預金を家族が引き出しやすくなるように、全国銀行協会が2020年3月に各銀行へ通達を出しているようです。

内容としては、戸籍抄本などで家族関係が証明され、施設や医療機関の請求書で用途が確認できれば口座からお金を引き出せるよう業界統一の対応を促すものとのこと。

以下は一般向けです。

www.zenginkyo.or.jp

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ただし、やはり一時的なもので継続的に行うためには成年後見制度を検討するように促しています。

確かに、性悪説で考えれば成年後見制度も価値があるのでしょうが、特に何も問題のない家族においてはこの制度の利用はただの負担増でしかありません。(成年後見制度のきっかけで最も多くを占めるのが預金利用のためとのこと。)

他に取れる手段としては、代理人キャッシュカードを作成しておくなどの方法があるようですが、こちらは本人が認知症であることが分かると銀行判断で口座が凍結される場合もあるようなので注意が必要です。