約3年ほど前に前職を退職したわけですが、前職の会社では以下の3つの年金があり、これに加えて退職手当がありました。
- 規約型企業年金:確定給付規約型の企業年金制度で、退職金の一部を年金原資とした有期年金(10年・15年・20年)。確定拠出年金へ移行された。加入期間が20年以上なかったので一時金として受給。
- 確定拠出年金:上記規約型企業年金から移行された。転職先にも確定拠出年金があったのでこちらは移管。
- 企業年金基金:確定給付基金型の企業年金制度で、終身年金。厚生年金基金から国の厚生年金の代行部分を国に返上し企業年金基金へ移行。在籍期間は10年以上の場合は、60歳到達時から年金受取可(60歳到達の前月下旬を目途に郵送にて案内)。
とても重厚な制度ですね。
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企業年金基金だけ一時金で受取れなかったので引越しした際や死亡した際には個別に手続きが必要となってしまうのですが、先方から連絡してくれないので注意しないといけません。
ちなみに企業年金基金の私の給付額は60歳からの5年間は年額39,124円で累計195,620円、65歳からは年額44,424円なので例えば90歳まで生きたとすると約130万円といったところでしょうか。
なお、遺族給付金として受取る場合は3/4になるようです。